一部空港の旅客施設使用料(Passenger Facility Charge)の改定に伴い、2022年5月1日申し込み分より、JALグループ国内線特典航空券における発着空港別の追加マイル数が変更になります。
旅客施設使用料(Passenger Facility Charge)
一部空港の国内線旅客ターミナルビルでは、「旅客施設使用料(Passenger Facility Charge)」が設定され、搭乗客が支払った料金は各空港会社・各空港ビル会社が、出発・到着ロビーなどさまざまな施設を整備するための費用などに充当しています。
「旅客施設使用料(Passenger Facility Charge)」は空港会社・空港ビル会社に代わり航空会社が徴収しています。
旅客施設使用料(Passenger Facility Charge)が必要な空港
- 新千歳空港
- 仙台空港
- 羽田空港
- 成田空港
- 中部空港
- 伊丹空港
- 関西空港
- 福岡空港
- 北九州空港
- 那覇空港
対象者
- 対象空港発着の国内線利用者
- 国際線区間に含まれる国内線利用の場合にも適用
料金
カッコ内は改定後の料金です。
- 2022年3月1日以降発券分かつ3月1日搭乗分より、羽田空港、伊丹空港の旅客施設使用料
- 2022年3月1日以降発券分かつ3月27日搭乗分より、那覇空港の旅客施設使用料
発着空港 | 大人(12歳~) | 小人(3歳~11歳) |
---|---|---|
新千歳空港 | 270円 | 140円 |
仙台空港 | 230円 | 120円 |
羽田空港 | 290円(370円) | 140円(180円) |
成田空港 | 450円 | 220円 |
中部空港 | 440円 | 220円 |
伊丹空港 | 260円(340円) | 130円(170円) |
関西空港(T1) | 440円 | 220円 |
福岡空港 | 110円 | 50円 |
北九州空港 | 100円 | 50円 |
那覇空港 | 120円(240円) | 60円(120円) |
国内線特典航空券の追加マイル数
2022年5月1日以降、カッコ内のマイル数が必要になります。
新千歳-女満別はシステム上の都合により追加マイル数の対象外です。
対象空港
- 羽田空港
- 成田空港
- 伊丹空港
- 関西空港
- 那覇空港
発着空港 | 追加マイル数 |
---|---|
新千歳空港 | 270 |
仙台空港 | 230 |
羽田空港 | 290(370) |
成田空港 | 290(370) |
中部空港 | 440 |
伊丹空港 | 260(340) |
関西空港 | 260(340) |
福岡空港 | 100 |
北九州空港 | 100 |
那覇空港 | 120(240) |
必要マイル数
2022年5月1日以降に羽田から那覇に行く場合片道で8,110マイルが必要になります。
B区間:7,500+370+240
羽田-那覇の場合4月30日までより1区間(片道)で200マイル多く必要です。
区間 | 特典交換必要マイル数 |
---|---|
A区間 | 2区間:12,000 1区間:6,000 |
B区間 | 2区間:15,000 1区間:7,500 |
C区間 | 2区間:20,000 1区間:10,000 |
ANAとの違い
ANAの国内線特典航空券では、マイルを減算する際クレジットカードで「旅客施設使用料(Passenger Facility Charge)」の支払いを行います。
参考
JAL 2021年度 ステイタス会員にボーナスポイント積算
JMBダイヤモンドは60,000FOPで達成可能です。新型コロナウイルス感染症の影響によりJALグループも路線の運休や減便しています。2021年もFLY ON ステイタス獲得の機会が減少しているため、FLY ON ステイタス会員には、2021年のFLY ON ポイントとしてステイタス別にボーナスFOPが積算されます。
JGC修行
JGC修行関連
まとめ
減便や欠航が続き搭乗客が減ると「旅客施設使用料(Passenger Facility Charge)」も減ってしまうため空港のサービスを維持するための料金改定です。
JALの場合追加でマイルが必要になってしまい、1マイル1円の換算で代行徴収される点は少し勿体ないようにも感じます。
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