2021年10月からトライアルで設置されている「防音個室ブース TELECUBE」を利用してみました。
防音個室ブース「テレキューブ」について
現在はトライアルのため、羽田空港のみの設置です。
設置場所
羽田空港 第2ターミナル本館南側(62番ゲート付近) 4階 ANA SUITE LOUNGE受付エリア付近
実施時期
2021年10月11日(月)~約3か月間
※ラウンジ営業時間内のみ使用可能(05:15~ANA運航便最終出発まで)
記事投稿時点では2022年12月までトライアル期間が延長されています。
利用料金
無料
街の中にある「TELECUBE」を個人で利用する場合、通常15分当たり275円かかります。
1時間利用すると1,100円ですので無料で利用できるのは助かります。
利用対象
羽田空港国内線 ANA SUITE LOUNGE利用対象者
- ANAマイレージクラブ「ダイヤモンドサービス」メンバー、および同行者1名
- ANA Million Miler Program「Lounge Access Card」所有者、および同行者1名
- 「ANA SUITE LOUNGE」利用券の所有者
実施内容
株式会社ブイキューブの防音個室ブース「テレキューブ ソロ型」(スチール製・1人用)を3台設置
周囲が気にならない防音設計
- 外部の音を気にならない程度に遮断
- 内部からの音漏れも少ない防音設計
- 電話やWEB会議で周囲を気にせずコミュニケーションが可能
快適に過ごせる室内設計
- 室内にPCを置けるデスクやソファ、コンセントを完備
- 充電しながらの作業が可能
- 個室空間で周囲の視線が気にならない
衛生に配慮した仕様
- ブースの天井に装備された2個の換気ファンで密閉防止
- 耐薬仕様のソファや抗ウイルス・抗菌性のある表面材の仕様のテーブルで衛生に配慮
利用方法
ブースは施錠されているため受付で利用したい旨を申告し鍵を受け取る必要があります。
レビュー
4FのANA SUITE LOUNGE 受付に向かって左側にあります。
3台設置されています。
受付で鍵をもらって解錠します。
1、2は隣接しておりほぼ聞こえないとはいえ無音ではないため、隣の音や声が気になるような方は3番がおすすめです。
ブース内は清潔でシートも柔らかく座り心地が良かったです。
パネルとフレームにはわずかな隙間があります。
正面の壁面には照明とファンが連動したスイッチと電源アウトレット、LANポートが一つずつ用意されていました。
天井にはフィルター付きのファンが2基搭載されています。
街の中のTELECUBE
大阪駅の2F改札付近にも「TELECUBE」が設置されています。
ANAに設置されているものより目立つカラーリングが採用されています。
メリット
- 静音性がかなり高い
- パーソナルスペースを確保できる
- 作業に集中できる
- 周りが気にならない
デメリット
- 熱がこもるような気がする
- かなり静かなためアナウンスは注意しないと聞こえない
一応受付時に会員番号と搭乗する便の確認があるため、声掛けはしてもらえると思います。 - 飲み物も飲めない
- 隣り合ったブースではわずかながら声などが聞こえる
注意事項
- 最大利用可能時間は1時間
- ブース内はアナウンスが聞こえにくい
- 飲食物の持ち込みは不可
- 外部に音が漏れるような行為は禁止
参考
まとめ
中々ラウンジ内では喋っている人に静かにして下さいとも言えないため、本当は静かにゆっくり過ごしたい人も多いのではないでしょうか。
このブースはアナウンスも注意しないと聞き逃すような静かさで周囲の雑音をシャットアウトできます。
完全に無音とはいかないまでも周囲の音は気にならず、疲れているとうっかり寝てしまいそうな快適さでした。
利用できる時間は1時間のみでANA SUITE LOUNGEを利用できる人が対象と限定されていますが、評判が良ければ他の空港でも展開されるかもしれません。
興味のある方は試してみてください。
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