ユナイテッド航空 成田の拠点を閉鎖

ユナイテッド航空

9月14日(月)にユナイテッド航空が成田の拠点を閉鎖すると発表しました。

閉鎖する拠点

成田だけではなく、香港、ドイツのフランクフルトも対象です。

時間の問題だった??

昨年の4~6月期決算が10億ドルの黒字に対し、今年の4~6月期の最終損益が16億ドル(約1700億円)の赤字に転落し、売上高は前年同期比87%減の14億ドル。
しかも柱となる旅客収入が94%減の6億8100万ドル。
財政状況はかなり悪く、先が見通せない中で雇用を維持することは難しいと思います。

日本にいるユナイテッド航空の客室乗務員は今年の4月から自宅待機になっており、6月には拠点を閉鎖する旨の連絡を受けていたそうです。

香港では

香港のユナイテッド航空にはアメリカ人、中国人、台湾人、タイ人、カナダ人、オーストラリア人、フランス人、オランダ人、イギリス人、フィリピン人、インド人、日本人、マレーシア人、ネパール人と、かなり様々な国の人が働いています。
それらの人々は少なくとも25年以上勤務し、中には30年以上勤務し永住している人もいます。
このようなアメリカ人以外の人たちに対し、ユナイテッド航空はロンドンでパートタイムとして働く場所の用意があると打診したそうですが、客室乗務員たちはフルタイムでの勤務を求めているため組合はこの案を受け入れず、ユナイテッド航空に対しアメリカ以外で働いている人を成田に集め拠点を再開させるために戦っています。
香港からロンドンは物理的にも遠いですし、年長者も多いので簡単には受け入れられない選択肢です。

他のアメリカの航空会社

デルタは4-6月は6,100億円の赤字。
アメリカンは4-6月は2,000億円の赤字。
もう桁が違います。
更にアメリカン航空は2万人ほどの人員削減を計画しているため、他の航空会社も時限爆弾を抱えながら仕事をしているような状況です。

まとめ

人の流れを止めたことで甚大な影響が日に日に迫っているということを忘れてはいけないと思います。
日本の航空会社も新卒採用をやめただけで雇用を維持できていることが、幸せだと思わなければいけない状況です。
アメリカではレイオフという制度がありますが、日本では再雇用を前提とした解雇はできないため、同じような方法で従業員を救うことはできません。
今回仕事を失うかもしれない客室乗務員の受け入れ先があれば良いですが、受け入れられる余裕のある会社は一つもないのが悲しい現実です。
元の日常を取り戻す。もしくは新しい日常のためにできることを探そうと思います。

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