九十九湾とイカキングに引き続き、今回は奥能登に位置する輪島のおすすめスポットを紹介します。
塩の駅 輪島塩
九十九湾がある能登町からは自動車で40分程の場所にあり、日本海に面しています。
揚げ浜式製塩の製法上海水を汲み上げて作るため製塩は海岸沿いで行われます。
塩の駅の名付けられた道の駅は海岸沿いにあり、走っていると目に付くので気軽に立ち寄れます。
駐車スペースも広く海と山の景色も同時に楽しめます。
外からも塩田の様子を見ることができます。
実際に塩を作っていることを目にしたり体験することもできます。
かなり直射日光がきついので熱中症対策は十分にする必要があります。
作っている人は夏場相当きついのではないかと思います。
本焚釜と仕上げ釜です。
湿度が高くサウナのようでした。
実際に生成される「にがり」を舐めさせてもらいました。
人によっては強く苦みを感じる人もいるようです。
製造方法について興味のある方はこちらをご覧ください。
白米千枚田
世界農業遺産に指定されている「白米千枚田」にも行ってきました。
世界農業遺産は世界で22ヶ国62地域、日本では11地域が認定されています(令和2年6月現在)。
上記の「塩の駅 輪島塩」からは自動車で5分程の場所にあります。
海岸沿いを走るだけです。
上から眺めるだけではなく下に降りて棚田の中を歩くことができます。
天気が良ければ海の青さと山の緑が本当にキレイです。
田植えや稲刈りも行われます。
秋や冬にはイルミネーションで彩られるので季節に応じて様々な姿を見ることができます。
肉眼では七ツ島と呼ばれる島群を確認できました。
中のお店では以前海女さんをしていたお婆さんから話を聞くことができました。
上の七ツ島よりもう少し向こうにある有人の舳倉島で漁をしていたとのことです。
芸能人や政治家などの有名人も多く訪れ小泉元首相や進次郎さんも来ていたようです。
年会費を払うことで田んぼのオーナーになることができます。
ねぶた温泉
千枚田から輪島市内へ向かう途中に旅館があり、汗を流したかったので温泉に入ってきました。
アルカリ泉質でお肌がツルツルになります。
自転車やバイクでツーリングする方にもおすすめです。
輪島市内
現地の方に聞いたところ「美喜ずし」が美味しいとのことで、連れていってもらいました。
予約をしないといっぱいだったので一旦近くのお店で呼ばれるまで待つことになりました。
歩いていける距離にある鉄板焼きのお店に入りました。
めかぶのから揚げは初めて見た気がします。
少し時間を潰した後、呼ばれたので先ほどのお寿司屋さんに戻りました。
回らないお寿司屋さんですが、その日の価格が確認できるので安心して注文できます。
食べている途中の写真で申し訳ないですが、おすすめはしただみ(輪島ではしただめ?)とかにみそです。
しただみは万葉集の中にも出てくるようなポピュラーな貝で、磯の香りがして日本海を感じられる美味しい一品です。
かにみそも瓶に入って売られているようなものではなく、本当のカニから取ったかにみそなのでこれだけでお酒のお供にもなります。
魚そのものも勿論美味しいですが、都会では中々食べられないこのような地方のサイドメニューは格別です。
のどぐろを食べたかったのですが、この日は売り切れていました。
市内のルートインやホテルが集まっている場所から近いところにあるお店です。
出張などで行かれる方も行きやすい場所です。
輪島市の観光名所やおすすめのホテルはこちらから。
まとめ
2021年11月には「世界農業遺産国際会議2021」が石川県七尾市にある和倉温泉で開かれます。
会場は加賀屋姉妹館 あえの風です。
「三方五湖の汽水湖沼群漁業システム」の魅力をこの会議で発信するようです。
三方五湖(みかたごこ)は福井県にある5つの湖が繋がっているにもかかわらず淡水、汽水、海水と違う性質を持っている珍しい湖です。
どのような会議になるのか楽しみですし、機会があれば三方五湖にも行ってみたいと思います。
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