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「エアコン 2022年モデル」はどこまで安く買えるのか

家電
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2022年モデルのエアコンを結構安く?購入できたので、購入予定がある方は参考にして下さい。

エアコンを買うまで

昨年エアコンを購入しようと思い家電量販店に行ったところ、エアコンを作っているメーカー各社のモデル切り替え時期が2月や3月になるため、購入するのであればその時期がお得だと聞き年明けから徐々にエアコンをどれにしようか考えていました。
その他8月10、11月辺りの季節の変わり目も値段が下がる傾向にあるようです。
(2月、3月はモデル切り替え時期のため目当ての商品が無くなっている可能性があります。また繁忙期は設置が順番待ちになり希望する時期に設置できない場合もあります。)

メーカーの特色

エアコンを製作している主なメーカーは下記の通りです。

  • ダイキン工業(DAIKIN)
  • パナソニック(Panasonic)
  • 三菱電機(MITSUBISHI)
  • 日立(HITACHI)
  • 富士通ゼネラル(FUJITSU GENERAL)
  • シャープ(SHARP)
  • コロナ(CORONA)

ダイキン、パナソニック、三菱電機で国内の半分以上のシェアがあります。

各社の特徴を電気屋さんの話などからまとめています。

ダイキン工業

大阪金属工業所として創業した空調事業の売上高世界一位の企業です。
業務用の評価が高いことからわかるように耐久性、信頼性が高い反面、価格は他の機種より少し高めです。

代表的なエアコンは「うるるとさらら」

  • 無給水加湿
    水を加えず加湿が可能
  • 水内部クリーン
    夏は結露水、冬は加湿水でエアコン内部を洗浄
  • ストリーマ
    プラズマ放電で空気清浄
  • ヒートブースト制御
    暖房の立ち上がりが早い

パナソニック

2021年はダイキンに抜かれましたが家庭用のエアコンでは17年間トップでした。
低価格帯のエアコンも多いため販売台数も多い傾向です。
サンヨーの技術も継承しています。

代表的なエアコンは「Eolia(エオリア)」

  • 極上冷暖房
    冷房の立ち上がりが早く、霜取り中の暖房が止まらない
  • ナノイーX
    プラズマ放電で空気清浄
  • フィルターお掃除ロボット
    ホコリを配管から自動排出

三菱電機

赤外線センサーが優秀で人により風を当てたり風を当たるのを防ぐ気流のコントロールができます。

代表的なエアコンは「霧ヶ峰」

  • ムーブアイ
    赤外線センサーで人以外の床の温度なども感知しながら温度ムラを無くす
  • よごれんボディ
    エアコン内部にホコリ、油がつきにくい
  • はずせるボディ
    後ろフラップを外せる

日立

室内機も室外機も凍結洗浄できます。
冷え過ぎるのが苦手な場合部屋をブロックに区切り風よけエリアを設定できます。

代表的なエアコンは「白くまくん」

  • 凍結洗浄
    熱交換器を凍らせて霜をつけ、一気に溶かし洗い流す
    エアコン内部にホコリ、油がつきにくい
  • くらしカメラAI
    人を識別し、体感温度も予測
  • 間取りサーチ

シャープ

プラズマクラスターの空気清浄機能が有名です。

代表的なエアコンは「Aires(エアレスト)」

  • プラズマクラスター
    マイナスイオンで除菌、少輔
  • COCORO AIR
    クラウドのAIで気象情報を解析し部屋の環境も予測、学習

メーカー、機種の選定

エアコンには詳しくなかったためメーカーも強いこだわりはありませんでした。
外せない点としては4台購入したかったので可能であれば同一メーカーで揃えたかったこと(無理な場合2台ずつなど)と、使用するであろう年数が長いため壊れにくくランニングコストが低めということです。

各社特色や独自技術もあるのですが、最終的には耐久性や信頼性が高いダイキンのエアコンを選びました。
4台購入すると約90万円とかなり高額で、それに化粧カバーなどを加えると更に10万円程アップするためトータル100万円を超える出費になりそうだということにはビックリしました。

本当は「うるるとさらら」が良かったのですが、配管穴の径の制限があり換気機能が付いているものやお掃除系の太い配管は設置できなかったためそれらの機能を省いたAシリーズと使用頻度の少ない部屋はの都合などでCシリーズにしています。

製品一覧RASMFCVXEDHKX
給気換気/排気換気◎--〇--〇----
うるる加湿◎--◎-------
水内部クリーン◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
AI快適自動運転◎◎〇〇〇---◎〇-
垂直気流◎◎◎-----◎--
サーキュレーション
気流
◎◎〇〇〇〇〇〇◎-〇
プレミアム冷房◎◎◎◎◎---◎◎-
さらら除湿
(リニアハイブリッド方式)
◎◎〇〇◎---◎〇-
自動お掃除◎◎-◎◎◎--◎◎-
音声お知らせ◎◎------◎--
スマートフォン対応◎◎◎◎◎〇〇〇◎〇〇
寒冷地対策--------◎◎◎
出展:ダイキン工業
出展:ダイキン工業

見積もりを取った電気店

家電量販店3社(4店舗)で見積もりを取りました。

  • A
    Cと同系列の別店舗
  • B
    4台まとめての値引きが大きく、4台のうち一番高額な機種が半額
    取引先優待
    5年保証
    ポイント付与20,000円
  • C
    最終的にこのお店で購入
    5年保証
    ポイント付与48,371円
  • D
    Cの見積価格を提示したが対抗はできないとのこと

A店

初めは相場など分からないためあまり値引きなども考えず大体の値段を聞きました。
詳細な見積もりは渡せないとのことで、価格は追加の工事費を除き80万円を超えていました。

B店

次にB店ですが、取引先優待を加味してくれたこともあり追加の工事費も含め67万円まで値引いてくれました。
これ以上は無理ですかと確認したところ、あとポイント付与で2万円程度ならと言っていたので実質65万円です。
機種は省エネ対応のものが2台以上など制限はありましたが、4台まとめての値引きが大きく、しかも一番高い機種が半額になるためこれだけで17万円程の値引きになりました。
3台購入の場合だと一番値段の低い機種が半額と条件が変わります。

この店舗では2021年モデルのCシリーズAN-22YCSが2台用意できたため価格を低く抑えられたのかもしれません。

C店

A店と同じ会社の別店舗の場合どれくらいの金額になるのか興味があったため、B店の見積もりを出さずに話を聞きに行きました。
この量販店ではB店のようなまとめ買いのキャンペーンは実施していないとのことでしたが、話の流れで他店の対抗ならできると聞いたため、後からB店の見積もりを提示しました。

値引きなどをまとめた表です。
AN22YCSは既に全国の店舗で在庫がなく28YCSで見積もりをしてもらいましたが、1台しか用意できなくなり2022年モデルで価格を揃えてもらう流れになりました。

定価室内機値引き室外機値引き標準工事費
AN56ZAP¥340,800¥100,500¥25,000¥155,550¥40,000¥15,950¥207,000
AN22ZAS¥239,800¥63,930¥25,000¥115,290¥40,000¥10,780¥125,000
AN22ZCS¥146,290¥41,200¥68,020¥20,000¥10,780¥100,000
AN22ZCS¥146,290¥41,200¥68,020¥20,000¥10,780¥100,000
¥873,180¥246,830¥50,000¥406,880¥120,000¥48,290¥532,000

2022年モデルのエアコンが4台で87万円から53万円まで安くなりました。
工事費用は外注のため値引くことはできないそうです。

5年保証はポイントを使用する必要があり、24,184ポイントが減算されています。
付与された48,371ポイントから24,184ポイントを引くと24,187ポイントです。

¥532,000-24,187ポイント=実質 ¥507,813
追加工事費の¥138,400を加算すると¥646,213で65万円を切る金額に調整してもらえました。

追加の工事費で138,400円かかりましたが、外の見えない部分の化粧カバーなど不要なオプションは外すかもしれません。

D店

C店で購入する前にもう一店舗確認しに行きましたが、C店の価格が安かったのか対抗はできないと断られました。

参考

まとめ

エアコンも基本的なトレンドはあるものの様々なメーカーから特色のある製品が販売されています。
最近は掃除機能、換気、加湿、除菌、消臭が上位機種では必須になっているようです。

選ぶ際の基準は使用環境や予算により異なると思いますが、ダイキンのコンプレッサーは他社のロータリー式とは異なりスイング式を採用しているため長期間使用した際のガタつき、騒音が低減されます。
家庭用のため業務用と同じだけの性能はありませんが10年、20年と使用する機器のため室内機だけではなく、室外機も選定基準の一つにした方が良いと考えています。

保証期間を5年間にしてもらった理由は初期不良があった場合、初期不良が原因の故障はほとんどが5年以内に発生するという統計からです。
逆に言うと5年を超えての故障や障害は製品の不良を除いた経年劣化などが考えられます。
このような大型の家電は修理費用より出張費や技術料といった間接的にかかる費用が高い傾向にあるため保証があると安心できます。

できるだけ安く買いたいと思っている方は同じ会社でも店舗によって値引きが異なり、また違う量販店であればキャンペーンも異なるため複数の販売店で比較するのが良さそうです。

8月になると更に安くなるのかもしれませんが、発売されたばかりのモデル(記事投稿時点)にもかかわらず35万円程安くなったことには満足しています。
4台購入する人は多くないと思いますがエアコンを購入する予定のある方は参考にして下さい。

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