SONYの「REON POCKET」”着るクーラー”

2.5
SONY

REON POCKETが2020年7月1日に一般販売されましたので、レビューを投稿します。
ここ10年くらい夏の暑さが尋常ではないのでクラウドファンディングを利用し購入した製品です。
携帯扇風機だと熱い空気を身体に当てることになるので、気化熱を奪う扇風機方式ではなく物理的に温度が下がるこの製品が気になりました。
まずご存知ない方のために製品の概要についてお伝えします。

動作音、風量、ポケット、番外編を追記しました。(2020/07/06)

着るクーラーとは?

SONYが開発した新製品

2019年7月にクラウドファンディング”First Flight“でプロジェクトの支援を募り6,600万円の目標に対し、6,916万8,000円を集めたプロジェクトによって作られた製品です。
詳細については製品ホームページがありますのでこちらをご覧ください。

インナーウェア装着型ウェアラブルサーモデバイス

SONYによるとこのように表記されています。
直訳すると肌着と一体になった温度調節ができる装置といったところでしょうか。

大きさや重さは?

大きさは薄型のマウスのようなイメージです。
ワイヤシャツの下でも目に見えて出っ張るような大きさではありません。
重さは89gなので身に着けても肩や首が凝ることはないと思います。

着るクーラーと冠しながら温かくもなる

クーラーの名前を冠したのはなぜでしょう。

なぜクーラーなのに温かくなる?

この製品はペルチェ素子を利用しています。
皆さんが見たことのある製品だとホテルやワンルームマンションに備え付けられている小さな冷蔵庫、ワインセラー等に利用されています。
電気を流すと一方の面が冷たくなり一方が熱くなります。
逆向きの電気を流すと冷たくなる面と熱くなる面は反対になります。
温度差を利用して電気を作ることもできます。
マニアックな人などはCPUクーラーにも使ったりしますね。
(結露が発生することと熱くなる面をきちんと冷却しないといけないので中々大変)

着るクーラーと名付けた理由

これは推測ですが、携帯のカイロ等は既にあることとペルチェ素子は温めることより冷やすことに利用されているため、何かを冷やすというのが印象的なのかもしれません。

製造国は?

安心の”Made in Japan

レオン ポケットのネーミング

開発者の方によると”“から名付けたそうです。
れいおん→れおん→レオン→REON
なるほど!!

遂に一般販売

いつから販売?

2020年7月1日に販売されました。
支援した私にとっては感慨深いです。

価格は?

型番:RNP-1A
本体:13,000円+1,300円(消費税)=14,300円
ヨドバシカメラ、ビックカメラ双方1%で143ポイント付与。
専用シャツ:1,800円+180円(消費税)=1,980円
ヨドバシカメラ、ビックカメラ双方1%で20ポイント付与。

【参考】支援した際の価格

本体+シャツ1枚で14,080円
シャツ2枚で3,500円
送料は無料でした。
今より1年も前に支援したことで少し安く入手できました。

どこで買える?

SONYの直売店やヨドバシカメラ、ビックカメラ等で販売しています。
品切れなのか、ソニーのオンラインストア、東急ハンズは該当商品がないと表示されました。
Amazonの価格は2万円を超えていました。
記事投稿時点(2017/07/03)で、日々変動します。
定価で14,300(税込)なので2、3千円UPなら状況により購入しても良いのではないでしょうか。

商品レビュー

梱包等

2セット注文したので計4箱あります。
(本体+シャツ1枚)×2
(シャツ 白 2枚)×1
(シャツ 茶 2枚)×1

シャツの販売は当初設定はなく、要望の声から後にシャツのみの販売がありました。

内容品

本体×1、専用シャツ(白)×1、キャリングケース×1

本体の箱

本体×1、USBケーブル(Type-C)×1、スタートガイド×1、保証書×1

追加注文した茶色いシャツ

2枚入り

白いシャツ

茶色いシャツ

[ソニー] REON POCKET専用インナーウエア ベージュ(S)

[ソニー] REON POCKET専用インナーウエア ベージュ(M)

[ソニー] REON POCKET専用インナーウエア ベージュ(L)

使用方法

画像のように専用シャツにセットして使用します。

表面温度の測定結果

非接触の温度計で計りました。
切り替えスイッチで物と体を選べます。

結果:Cold→1℃ずつ下がる。 Hot→2℃ずつ上がる。

ColdもHotも共にレベルが上がるほど冷やす力や温める力が強くなります。

レベル1 Cold (弱冷)

レベル2 Cold

レベル3 Cold

レベル4 Cold (強冷)

レベル1 Hot (弱暖)

レベル2 Hot

レベル3 Hot

レベル4 Hot (強暖)

室温は26℃で測定しました。
そこまで厳密なものではないことをご了承ください。
冷たさや温かさ以外に風量も43段階調節できます。

動作音と風量

動作音

温度を上げたり下げたりする部分に直接駆動する部分はありません。
ただし、冷やすときは反対側の面はしっかり冷やさないと冷却効率が下がる性質があり、冷やすと同時に排熱もしないといけない構造です。
常時ファンは回っていますが、耳から近い距離にあるにもかかわらず日常動作では気になりません。
排熱に関してはBOOSTで直接排気口を触ると温かい風と冷たい風が混じっているなとわかります。
それ以外のモードだと接触面は冷たいけれど首元は熱いとはなりませんでした。

風量

風で冷やすことをメインとしていないため、物足りない風量です。

動作時間

バッテリー容量の問題なのか冷却時で2時間半、温熱時で2時間です。(レベル3で)
この連続駆動時間だと1日中装着しっぱなしは難しいです。
レベルを落として間欠動作で駆動時間を延ばすか、使用しない時間を作って充電するかです。
ただし、注意事項があり安全のため30分で一旦動作が終了してしまいます。
凍傷になるほど冷たくなることはないですが、低温火傷の可能性はあるのかもしくは本体の保護のためかもしれません。

COOL レベル3:約2.5時間
COOL レベル2:約3時間
COOL レベル1:約4時間


WARM レベル3:約2時間
WARM レベル2:約2.5時間
WARM レベル1:約3.5時間

肌に触れる部分の感触

シャツの着心地

シャツはサラッとしていて夏でもべたつかず気持ち良い着心地です。
東レの生地を使っているようです。
ポリエステル90%、ポリウレタン10%。
触った感じだとユニクロのエアリズムとかヒートテックが近いでしょうか。
サラッとしつつツルっとしたような滑らかな感じです。
ポケットの内側は手で触るとごわつきますが、着ている間は特に違和感を感じませんでした。

ポケット

材質は身頃と違いポリエステル100%で少しかたい肌触りです。
ポケットはシャツの内側に取り付けられているため、肌と接触しますが不快感はありませんでした。
普通の服のタグも当たって痒くなるとか敏感な人などは気になるかもしれません。

質感

肌と接触する部分は鉄?セラミック?のように硬いですが、サラサラではなくシリコンパッドでペタッとしています。
エタノールの含まれた汗拭きシートでこまめに拭くと良いとのことです。

温度

本体にあるのは電源ボタンなので細かな操作はBluetoothで連動させたスマートフォンで行います。
起動してすぐに冷たくなったり温かくなったりします。
あっという間に温度が変わることがわかります。
体感で1、2秒です。
またColdとHotも数秒で切り替わります
冷たいor温かい空気を下に送ると思っていましたが、下から吸い上げて上から(首元)に排熱されます。
あくまで冷えるのは接触面だけです。

番外編:寝ながら使用できるか

結論から言うと、寝ながらはあまり涼しくなりませんでした。
暑くて寝苦しいときに涼みながら寝たいと思ったのですが、寝返りを打ったり体勢を変えると体から本体が離れてしまいます。
それに加え仰向けになると吸気口を背中とマットレスの間で塞いでしまうので熱がこもってしまいました。
30分で停止してしまうのも難点です。

まとめ

製品の特長として家庭用の扇風機とエアコンを思い浮かべるとわかりやすいと思います。
暑い部屋でいくら扇風機を回しても部屋は冷えないのと同じで、体温を下げるにはこの製品のように物理的に温度を下げることが重要になります。

ここ数日間涼しかったため、炎天下の外では試せていません。
肌に接触する部分は冷たくなったり、熱くなったりします。
冷やしたスプーンや温めたスプーンを肌に押し当てているような感覚です。
キンキンに冷やしたりアツアツに熱したわけでもないので、確かに冷たい、もしくは熱くなっていると感じるレベルです。
防水ではないため汗だくの環境では使用できませんが、通勤や外に出かける際どれくらい違うのかをアプリの操作も含め、追ってレビューしたいと思います。

最後まで読んでいただき有り難うございます。

コメント

  1. […] […]

タイトルとURLをコピーしました