2020年9月から始まったスマートフォンの損害に対する補償が4月から拡充されることになりました。
※カード決済の設定項目に追記、編集を行いました。
補償対象範囲の拡充
これまでスマートフォンの損害に対する補償、スマートフォン・プロテクションでは盗難は対象外でしたが4月からは盗難も補償されることになりました。
補償の対象
- 事故発生時点で、購入後24ヶ月以内のスマートフォン
- 事故発生時点で、スマートフォン通信料を直近3ヶ月以上連続して、対象のアメリカン・エキスプレスのカードで決済していること
補償の対象外
対象外の条件がありますのでご一読ください。
データの消失や置き忘れ、紛失は対象外になります。
(1)次に掲げる損害は補償の対象になりません。
カード会員様または保険金を受け取る方の故意。
電気的、機械的事故。
端末の製造業者の保証期間中に生じた製造業者の責任において修理されるべき損害またはその場合。
端末の販売業者または通信業者の提供する端末の補償で修理等、保険の対象である端末の原状回復を受けられる損害またはその場合。
端末内のバッテリー、内蔵部品等に起因して生じた損害。
端末の付属物等に起因して生じた損害。
保険の対象である端末の汚れ、擦損、掻き傷または塗料のはがれ等の単なる外観の損傷。
保険事故発生時点で、当該保険の対象の通信料を直近3回連続の決済が確認できない場合。
保険事故発生時点で、購入後24ヶ月を超えている端末。
購入後24ヶ月以内であることを購入時の領収書等で確認できない端末。
被保険者以外の所有する端末。
もっぱら業務の用にのみ使用する端末。
端末内のデータ、アプリケーション、クラウドに格納されている等のデータの紛失・喪失に起因するすべての損害。
貿易制裁等を受ける者の所有するスマートフォンの損害に起因して、この保険の提供により、保険契約者であるアメリカン・エキスプレスまたはこの保険の引受保険会社が、制裁を受ける可能性があるすべての事由が確認される場合。
サイバー損害による端末の損害
盗難の発生後30日以内に次に規定する届出を行わなかった盗難による損害。
ー 日本国内において生じた盗難による損害の場合は、損害が発生した地を管轄する警察機関へ届出を行い、その受理番号を記録すること。
ー 日本国外において生じた盗難による損害の場合は、損害が発生した地を管轄する公的機関へ届出を行い、その届出の履行が証明される書類をその公的機関から受領すること。(2)上記に加え次の場合も補償の対象になりません。
被保険者、法定代理人の故意・重大な過失、法令違反、被保険者と同一世帯の親族の故意。
自然の消耗、劣化、性質による変色、変質、さび、かび、腐敗、腐食その他類似の事由等。
欠陥。
加工をほどこした場合。
戦争、武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱等。
公権力の行使。
核燃料物質、核燃料物質の放射性、爆発性その他の有害な特性に随伴して生じた損害。
修理、詐欺、横領。
置き忘れ、紛失。
水災、地震、噴火、津波。
破損、火災、水漏れによる損害の場合において修理費用が1万円以下のとき、または盗難による損害の場合において再調達費用が1.5万円以下のとき。
複数回のご請求がある場合において、総支払限度額を超過するとき。等
出典:アメリカン・エキスプレス L2210148
対象カード
スマートフォン・プロテクションは対象カードが限られています。
- アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード
- プラチナ・カード®
- ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード
- Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード
- ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード
- ANAアメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード
- デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード
対象カードによる補償の違い
支払い限度額や保険期間の開始日など異なる点があります。
詳細は規定集をご確認ください。
プラチナ | ゴールド | ヒルトン・オナーズ | Marriott Bonvoy | ANA AMEX プレミアム | ANA AMEX ゴールド | デルタ スカイマイル | |
補償範囲 | 破損、火災、水漏れ、盗難 | 破損、火災、水漏れ、盗難 | 破損、火災、水漏れ、盗難 | 破損、火災、水漏れ、盗難 | 破損、火災、水漏れ、盗難 | 破損、火災、水漏れ、盗難 | 破損、火災、水漏れ、盗難 |
支払限度額 (保険期間中通算) | 10万円 | 5万円 | 3万円 | 3万円 | 5万円 | 3万円 | 3万円 |
保険期間 | 1年間 (4/1~) | 1年間 (1/1~) | 1年間 (3/9~) | 1年間 (2/24~) | 1年間 (9/1~) | 1年間 (9/1~) | 1年間 (4/1~) |
自己負担額 (破損) | 1万円 | 1万円 | 1万円 | 1万円 | 1万円 | 1万円 | 1万円 |
自己負担額 (盗難) | 1.5万円 | 1.5万円 | 1.5万円 | 1.5万円 | 1.5万円 | 1.5万円 | 1.5万円 |
家族カード | × | × | × | × | × | × | × |
カード決済の設定
上の方でも記載しましたが、スマートフォンの通信料を事故発生時点の直近3ヶ月以上連続して、対象のカードで支払う必要があります。
対象の通信事業者
- docomo
- ahamo
- au
- povo
- UQ mobile
- SoftBank
- Y!mobile
- LINEMO
MVNO等の格安SIMは対象外のようです。
引受会社であるチャブ保険に確認したところ、通信キャリアに制限はありませんでした。
記載の無い楽天モバイルや格安SIMも対象になるとのことです。
またスマートフォン端末に関しても購入先の指定は無く通信料を決済した通信事業者以外から購入したものや個人輸入、通信販売なども対象になります。
補償の判定条件はあくまで補償の対象項目で記載した2点のみです。
詳細はこちらからご確認ください。
注意事項
- 家族カードは対象外
- 免責金額(自己負担額)あり
紹介プログラム
下のボタンから申し込みいただくと、10,000マイル相当のポイントがプレゼントされます。
興味のある方はご検討ください。
参考
まとめ
「Marriott Bonvoy」での宿泊やIHG、ヒルトンなどラグジュアリーホテルでの宿泊がお得になるキャンペーンも実施されていますが、そのようなキャンペーン以外にも普段の生活で使えるサービスが用意されています。
置き忘れ、紛失は対象外になるなど全てが補償の対象になるわけではありませんが、日常生活において起こりうる画面の破損や水没などは補償の対象になっています。
他の保険に入っている方はそちらを優先に使う必要があるなど規定集を確認すると細かい条件があります。
補償を受けられる際はアメリカン・エキスプレスに問い合わせるか規定集をご確認ください。
最後まで読んでいただき有り難うございます。
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