新型コロナウイルスの感染が流行し緊急事態宣言などで移動が制限される中、搭乗需要を喚起するためにプレミアムポイント2倍キャンペーンを2020年と2021年の2年に渡り実施してきました。
2021年よりも感染拡大状況が落ち着いている中、大々的なキャンペーンは実施されないのではないかという憶測もありましたが、遂に今年も待望のキャンペーンが実施されます。
ANA国内線ボーナスプレミアムポイントキャンペーン
キャンペーンの詳細です。
エントリー不要のキャンペーンです。
キャンペーン内容
ANAおよびANAグループ運航国内線の搭乗1区間につき、ボーナスプレミアムポイント1,000ポイントが積算されます。
ANA便として搭乗したコードシェア便も対象です。
対象搭乗期間
2022年4月25日(月)から2022年7月31日(日)まで
対象路線
ANAおよびANAグループ運航の国内線全路線
対象運賃
マイル積算率75%以上の国内線運賃
対象外の運賃
対象外となるプレミアムポイントの積算率50%は下記の運賃です。
タイムセールやANAにキュン!などで販売されるセール運賃、パック旅行などの個人包括旅行運賃などは対象外です。
- 個人包括旅行運賃
- 個人包括旅行割引運賃
- スマートU25
- スマートシニア空割
- ANA SUPER VALUE SALEなど
対象者
期間中に対象運賃で搭乗したすべてのANAマイレージクラブ会員
積算時期
搭乗日 | フライトマイル積算日 | ボーナスプレミアムポイント積算日 |
2022年4月25日~5月31日 | ~2022年6月15日 | 2022年6月下旬 |
2022年4月25日~5月31日 | 2022年6月16日~2022年8月15日 | 2022年8月下旬 |
2022年6月1日~6月30日 | ~2022年7月15日 | 2022年7月下旬 |
2022年6月1日~6月30日 | 2022年7月16日~8月15日 | 2022年8月下旬 |
2022年7月1日~7月31日 | ~2022年8月15日 | 2022年8月下旬 |
注意事項
- 2022年8月16日(火)以降にフライトマイルを事後登録した場合は対象外
- マイル積算率50%の国内線運賃を利用し、料金のお支払いやアップグレードポイントの減算によりプレミアムクラスへアップグレードした場合はキャンペーン対象外
- 欠航や機材変更等のため、予約の便・運賃が変更になった場合は、実際にご搭乗した便・運賃が対象
- 対象路線に搭乗しなかった場合は、積算の対象外
- 新たに国または都道府県により新型コロナウイルス感染拡大防止の対策が講じられた場合などキャンペーン中止の可能性あり
キャンペーンの確認方法
ANAのトップページ⇒MYキャンペーン 各種お手続き⇒MYキャンペーン⇒国内線
キャンペーンの詳細はこちらからご確認ください。
プレミアムポイント2倍キャンペーンよりお得になる場合
元々得られるプレミアムポイントが1,000ポイント以下であれば2倍以上になります。
また直行便ではない乗り継ぎ運賃(ANA VALUE TRANSIT、ANA VALUE TRANSIT 7、ANA VALUE TRANSIT 28)を利用すると同じ行き先でも時間はかかりますが乗り継ぐことで2区間になり片道で2,000ポイントを積算することができます。
さらに運賃種別がSV75などと異なるため搭乗ポイントも1区間ごとに200ポイントが積算されます。
積算率 | 該当運賃例 | 搭乗ポイント |
---|---|---|
75% | ANA VALUE TRANSIT、ANA VALUE TRANSIT 7、ANA VALUE TRANSIT 28 | 200 |
おすすめ路線
関西⇒羽田⇒小松⇒羽田⇒伊丹⇒羽田⇒小松⇒羽田⇒関西
全てANA VALUE TRANSIT 28で旅程を組め、1日で完結できます。
下記、関空-小松の3,136PP×4で12,544PPを獲得できます。
費用は5万円ちょっとでPP単価は4円台です。
朝の6時過ぎには関空にいないといけないことを考えると移動手段や宿泊について考える必要があります。
6:45発で戻ってくるのは22:20です。
1日中飛行機の中の生活になりますので、体中が痛くなると思います。
小松の代わりに富山を利用すると最終便を早めることができます。
小松、能登、富山で時間や運賃を見ながら選択すると良さそうです。
小松空港を利用する方はこちらもご確認ください。
例:羽田-沖縄、秋田、鹿児島
積算率75%の運賃で計算
SVとVT28混在
羽田⇒那覇⇒羽田⇒秋田⇒羽田⇒鹿児島⇒羽田
1日で12,000PP以上稼げる路線です。
6区間で6万円程なのでPP単価は5円を切ります。
羽田⇒那覇の安い運賃を探すのが玉に瑕です。
例:羽田-石垣
積算率75%の運賃で計算
- 直行便
1,836PP
キャンペーン:+1,000=2,836PP - 乗継便
1,476(羽田-那覇)+370PP(那覇-石垣)=1,846PP
1区間ごとに搭乗ポイントが200ポイント積算されるため+400PP
キャンペーン:+2,000=4,246PP
例:関空-小松
積算率75%の運賃で計算
- 乗継便
420(関空-羽田)+316PP(羽田-小松)=736PP
1区間ごとに搭乗ポイントが200ポイント積算されるため+400PP
キャンペーン:+2,000=3,136PP
直行便は今回のキャンペーンで+1,000ポイント、乗継便は2区間のため+2,000ポイントになります。
その他
- 福利厚生プログラム
クラブオフやリロクラブを利用した羽田と大館能代の往復
1区間5,000円のキャッシュバック - 長崎から対馬、壱岐、五島福江をピストン
5月末までは株主優待券の有効期限間近で入手費用が抑えられ、株主優待券を利用した運賃が6,000円台の日もあった
参考
まとめ
昨年はJALの方が先にステイタス所持者に対し更なるFLY ON ポイントの加算を発表し、ANAが「プレミアムポイント2倍キャンペーン」を発表する流れでしたが、今年はANAがキャンペーンを先行して実施しています。
乗継便を使うことでPP単価を抑えられる場合がありそうですが、便が限られるため日帰りをする場合は逆に高くつく場合も出てきます。
羽田であれば上記のように石垣を乗継便で利用すると往復で8,000を超えるプレミアムポイントを獲得できるため搭乗回数を減らす選択肢になりそうです。
宿泊をすると宿泊費用がかさむためPP単価を重視する方は羽田と那覇の往復などの方が日帰りで単価も抑えることができます。
ご都合に合わせて行き先や便を選択してください。
最後まで読んでいただき有り難うございます。
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