ANAでは2022年4月25日から「ボーナスプレミアムポイントキャンペーン」を実施し、遅れは取ったもののJALでも6月8日から「FLY ON ポイント2倍キャンペーン」を実施しています。
更に8月1日からはANAが「プレミアムポイント2倍キャンペーン」を実施することを受け、JALでも「FLY ON ポイント2倍キャンペーン」を12月31日まで延長することを決定しました。
【国内線】FLY ON ポイント2倍キャンペーン
2021年にはFLY ON ステイタスの獲得機会減少を補完する目的で実施された1回目の「ボーナスFLY ON ポイント積算」と2回目の「ボーナスFLY ON ポイント積算」以来となるキャンペーンです。
キャンペーン内容
対象条件を満たす搭乗で、FLY ON ポイントが通常の2倍積算されます。
さらに一部の対象路線では、1搭乗につき追加で500 FLY ON ポイントが積算されます。
- ボーナスFLY ON ポイント、各種キャンペーンで加算のFLY ON ポイントは2倍の対象外
- キャンペーン参加登録は不要
- 本キャンペーン分のFLY ON ポイントは通常のFLY ON ポイントと同時積算
対象期間(搭乗日)
2022年6月8日(水)~7月31日(日)12月31日(土)まで延長
対象者
JALマイレージバンク(JMB)会員(全地区)
対象路線
FLY ON ポイント2倍積算
JALグループ国内線 全路線
※コードシェア便はJAL便名での搭乗のみ対象です。
さらに、1搭乗につき500FLY ON ポイント追加積算
東京(羽田) | ⇔ | 三沢/山形/南紀白浜 |
大阪(伊丹) | ⇔ | 女満別/函館/青森/三沢/秋田/いわて花巻/山形/仙台/新潟/松本/ 出雲/隠岐/松山/大分/福岡/長崎/熊本/宮崎/鹿児島/種子島 |
福岡 | ⇔ | いわて花巻/仙台/徳島/高知/松山/宮崎/奄美大島 |
札幌(新千歳) | ⇔ | 女満別/青森/秋田/いわて花巻/仙台/新潟 |
鹿児島 | ⇔ | 奄美大島/徳之島 |
FLY ON ポイント積算例
東京(羽田)-福岡を普通席、普通運賃で搭乗した場合
大阪(伊丹)-仙台を普通席、普通運賃で搭乗した場合
詳細はこちらからご確認ください。
【国際線】FLY ON ポイント2倍キャンペーン
2021年にはFLY ON ステイタスの獲得機会減少を補完する目的で実施された1回目の「ボーナスFLY ON ポイント積算」と2回目の「ボーナスFLY ON ポイント積算」以来となるキャンペーンです。
キャンペーン内容
対象条件を満たす搭乗で、FLY ON ポイントが通常の2倍積算されます。
- ボーナスFLY ON ポイント、各種キャンペーンで加算のFLY ON ポイントは2倍の対象外
- キャンペーン参加登録は不要
- 本キャンペーン分のFLY ON ポイントは通常のFLY ON ポイントと同時積算
対象期間(搭乗日)
2022年6月8日(水)~9月30日(金)12月31日(土)まで延長
対象者
JALマイレージバンク(JMB)会員(全地区)
対象路線
JAL国際線 全路線
※コードシェア便は対象外です。
対象予約クラス
フライトマイル積算対象 全予約クラス
FLY ON ポイント積算例
東京-ニューヨークをエコノミークラス、予約クラスHで搭乗した場合
詳細はこちらからご確認ください。
国内線と国際線の対比表
国内線 | 国際線 | |
対象期間(搭乗日) | ~12月31日(土) | ~12月31日(土) |
対象者 | JMB会員 | JMB会員 |
FOP2倍路線 | 全路線 | 全路線 |
コードシェア便 | 対象(JAL便名) | 対象外 |
+500FOP | 〇 | – |
予約クラス | – | 全クラス |
JALの会員ステイタス
JALの会員ステイタスは回数も達成条件に加えることができるという点がANAと異なる点です。
一度JMBサファイア以上の会員ステイタスを取得すれば、JALのクレジットカードを保持している限り上級会員ステイタスを維持できます。
通常1年間(1月~12月)に必要なFOP(FLY ON ポイント)と回数は下記の表をご覧ください。
達成ステイタス | 必要なFOP | 回数+FOP |
JMBダイヤモンド | 100,000 | 120回+35,000 |
JGCプレミア | 80,000 | 80回+25,000 |
JMBサファイア | 50,000 | 50回+15,000 |
JMBクリスタル | 30,000 | 30回+10,000 |
ANAとの違い
ANAでは搭乗ポイントも含め2倍になりますが、JALにおいては搭乗ボーナスFLY ON ポイントが2倍にはならない違いがあります。
またANAでは2倍キャンペーン分のポイントは搭乗月の翌月末までに積算されますが、JALでは通常のFLY ON ポイントと同時積算されるという積算時期の違いもあります。
JAL
FLY ON ポイント=フライトマイル×FLY ON ポイント換算率+搭乗ボーナスFLY ON ポイント
日本国内線:2倍
JAL便の日本発着 アジア・オセアニア線、ウラジオストク線:1.5倍
上記以外の国際線:1倍
ANA
プレミアムポイント=フライトマイル(区間基本マイレージ×予約クラス・運賃種別ごとの積算率)×路線倍率+搭乗ポイント
日本国内線:2倍
ANAグループ運航便の日本発着アジア・オセアニア・ウラジオストク路線:1.5倍
ANAグループ運航便のその他路線、スター アライアンス加盟航空会社・スター アライアンス コネクティングパートナー運航便の国際線:1倍
参考
まとめ
キャンペーン期間の設定が元々短かったこともありある程度織り込み済みだったことが予想されます。
ただしANAも含めて国内線の需要が回復傾向にあってもキャンペーンを実施する背景にはビジネス利用が思うように伸びないことが挙げられます。
新しい働き方でリモートで仕事ができる環境が整うと不必要な営業活動や出張が減るため飛行機を利用した移動もコロナ禍前には戻らないため一般客の搭乗を増やす計画のようです。
JALとANAの統合の話は経済が悪化する旅に出る話題ですが、統合してしまうとこのようなキャンペーンをする必要もなくなるため、利用客にとっては競争環境がある現状を維持することが望ましいと思います。
新型コロナウイルスの感染者数が増えている中で国際線を安心して利用するにはもう少し時間がかかりそうです。
延長前の期間ではポイントが貯められず諦めかけていた方も12月31までとなると期間に余裕も生まれるため、500ポイントが加算される対象路線も視野に入れながらステイタス獲得を目指してください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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