政府は全ての国・地域からの外国人の新規入国を12月28日から2021年1月末まで停止することを決定。
新たな水際対策の内容
全ての国・地域からの新規入国の一時停止
10月1日から日本は原則として全ての国・地域からの新規入国を許可しています。
12月23、25日に決定済みの英国と南アフリカを除く全ての国・地域からの新規入国を12月28日から来年の1月末まで拒否することになります。
全ての国・地域への短期出張からの帰国・再入国時における特例措置の一時停止(日本国籍者も対象)
全ての国・地域からの帰国者・再入国者について14日間待機緩和が認められなくなります。
検疫の強化
変異ウイルスの感染者が確認されたと政府当局が発表している国・地域からのすべての入国者及び帰国者(ビジネストラック及びレジデンストラックによる入国者及び帰国者を除く)について、12月30日から1月末までの間、出国前72時間以内の検査証明が必要になり、入国時検査も実施されます。
検査証明を提出できない場合は指定の場所で14日間待機することが要請されます。
※12月26日現在で政府当局が発表している国・地域はフランス、イタリア、アイルランド、アイスランド、オランダ、デンマーク、ベルギー、オーストラリア、イスラエルです。
ビジネストラックは短期出張者、レジデンストラックは長期滞在者用の枠組みを指します。
検査が不要になっていた国・地域からの入国
11月以降、下記の国・地域からの入国者は原則検査証明の提出と検査が不要になっていましたが、14日間の待機が必要になります。
- アジア:韓国、シンガポール、タイ、台湾、中国(香港、マカオ含む)、ブルネイ、ベトナム
- 大洋州:オーストラリア、ニュージーランド
まとめ
「Go To トラベル」の一時停止等後手後手で諸々の対策が遅いと感じますが、ここに来てやっとすべての国・地域からの新規入国を原則停止することを政府は決定しました。
春節での失敗を政府は学ばなかったのでしょうか。
既に変異した新型コロナウイルスに罹った人が検疫で引っかかっており、中にはパイロットも含まれていました。
11月から色々な国からの人々が流入していることを考えると既に変異種も拡散していると考える方が自然だと思います。
変異種は毒性が強いとは報道されていないので、必要以上に恐れる必要はないのかもしれませんが、感染力は強いと聞きます。
このような状態が続くのであれば、来年も海外との往来は難しいかもしれません。
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