2020年10月に「もっと楽しもう！TokyoTokyo」として東京都民限定の観光支援事業が実施されました。
2020年実施時の都内観光促進事業「もっと楽しもう！TokyoTokyo」
10月下旬に実施されるも新型コロナウイルスの感染が拡大し11月下旬には停止しました。
わずか1ヶ月程の実施期間でした。
2022年の予定ですが「Go To トラベル」の再開に合わせて都民割「もっとTokyo」も再開予定です。
再開時の助成額は前回と同等に調整中とのことですので、2020年実施時の内容を振り返りたいと思います。
以下は2020年の内容です。
販売開始日時
- 10月23日(金) 14時00分以降
10月23日12:00に特設サイトが開設されました。
予約方法
- 旅行業者、OTA事業者から直接予約
割り引かれた金額で予約可能 - 旅行業者は未公開※記事投稿時点
注意事項
- 予約時、宿泊時等に本人確認が必要
- 各取扱事業者にあらかじめ配分した予算が消化され次第、事業は終了
※この注意書きは後から追加されました。
助成の対象
- 都民が対象
- 都内の宿泊や観光の目的地が都内であることが条件
対象の期間
- 2020年10月24日(土)から2021年3月31日(水)までの旅行
助成額
宿泊
- Go To トラベルと併用する場合
9,000円以上の宿泊で5,000円(一人一泊)
自己負担は850円以上 - Go To トラベルと併用しない場合
6,000円以上の宿泊で5,000円(一人一泊)
自己負担は1,000円以上
日帰り
- Go To トラベルと併用する場合
4,500円以上で2,500円(一人一回)
自己負担は425円以上 - Go To トラベルと併用しない場合
3,000円以上で2,500円(一人一回)
自己負担は500円
| 旅行区分 | 予約先(事業者区分) | 助成額 | 助成対象(助成前の税込価格を基準) | |
| GoToトラベルと 併用する場合 | GoToトラベルと 併用しない場合 | |||
| 宿泊を伴う旅行 | 旅行業者 OTA事業者 | 1人1泊あたり 5,000 円 |
9,000円以上 | 6,000円以上 |
| 宿泊のみ | 宿泊事業者 | 9,000円以上 | 助成対象外 | |
| 日帰り旅行 | 旅行業者 (OTA事業者) | 1人1回あたり 2,500 円 |
4,500円以上 | 3,000円以上 |
2022年の都民割で前回よりお得になる方法
2022年は2020年と同様1人1泊あたり、宿泊旅行で5,000円、日帰り旅行で2,500円の補助額とされる予定です。
2022年の「Go To トラベル」は前回と内容が異なりGW前までがお得になります。
「Go To トラベル」の割引額
“1人1泊、宿泊のみ”で試算しています。
割引額の上限は7,000円です。
平日の割引額
旅費が26,333円で7,000円の割引上限に達します。
| 旅費 | 前回 | 今回 |
| ¥5,000 | ¥2,500 | ¥4,500 |
| ¥9,000 | ¥4,500 | ¥5,700 |
| ¥10,000 | ¥5,000 | ¥6,000 |
| ¥15,000 | ¥7,500 | ¥7,500 |
| ¥20,000 | ¥10,000 | ¥9,000 |
| ¥40,000 | ¥20,000 | ¥10,000 |
休日の割引額
旅費が24,333円で7,000円の割引上限に達します。
| 旅費 | 前回 | 今回 |
| ¥5,000 | ¥2,500 | ¥2,500 |
| ¥9,000 | ¥4,500 | ¥5,700 |
| ¥10,000 | ¥5,000 | ¥4,000 |
| ¥15,000 | ¥7,500 | ¥5,500 |
| ¥20,000 | ¥10,000 | ¥7,000 |
| ¥40,000 | ¥20,000 | ¥8,000 |
都民割と併用した場合
平日の割引額
| 旅費 | 前回 | 今回 | 都民割 | 実質負担額 |
| ¥5,000 | ¥2,500 | ¥4,500 | – | – |
| ¥9,000 | ¥4,500 | ¥5,700 | ¥5,000 | ¥-1,700 |
| ¥10,000 | ¥5,000 | ¥6,000 | ¥5,000 | ¥-1,000 |
| ¥15,000 | ¥7,500 | ¥7,500 | ¥5,000 | ¥2,500 |
| ¥20,000 | ¥10,000 | ¥9,000 | ¥5,000 | ¥6,000 |
| ¥40,000 | ¥20,000 | ¥10,000 | ¥5,000 | ¥25,000 |
休日の割引額
| 旅費 | 前回 | 今回 | 都民割 | 実質負担額 |
| ¥5,000 | ¥2,500 | ¥2,500 | – | – |
| ¥9,000 | ¥4,500 | ¥3,700 | ¥5,000 | ¥300 |
| ¥10,000 | ¥5,000 | ¥4,000 | ¥5,000 | ¥1,000 |
| ¥15,000 | ¥7,500 | ¥5,500 | ¥5,000 | ¥4,500 |
| ¥20,000 | ¥10,000 | ¥7,000 | ¥5,000 | ¥8,000 |
| ¥40,000 | ¥20,000 | ¥8,000 | ¥5,000 | ¥27,000 |
平日の場合は11,428円、休日の場合は8,571円以下で実質負担額が黒字になりますが、9,000円以上の条件があると黒字化できるのは平日のみになります。
地域共通クーポンで黒字化する方法はこちらからご確認ください。
登録OTA事業者
2020年実施時の代表的な事業者の一覧です。
- じゃらんnet
- 楽天トラベル
- 一休.com
- 株式会社ANP
- skyticket(株式会社アドベンチャー)
- こころから(株式会社Hotspring)
- エアトリ
- MAPPLE Activity
- こだわりの旅・トラベルプラザ
- 旅プラスワン(オンライントラベル株式会社)
- 株式会社ベネフィット・ワン
- 株式会社エムアンドエムトラベル
- minute(株式会社Journey)
- Trip.com
- KKday
- BeeCruise株式会社
- Klook Travel Technology合同会社
- インフォニア
- Cansell株式会社
- アパホテル(アパサービス株式会社)
- 株式会社らくだ倶楽部
- 株式会社百戦錬磨
- 株式会社たびゲーター
その他登録旅行業者
472社ありますので公式サイトをご確認いただくか、こちらからPDFをダウンロードしてください。
下記は代表的なサイトです。
参考
まとめ
2020年に実施された際は販売開始後即完売する程需要が高く予約が中々できない人も多かったのではないでしょうか。
今回実施予定の「Go To トラベル」では高額なホテルに集中していた予約を見直し中小の事業者も恩恵を受けやすいよう前回より割引の上限が低く抑えられています。
きちんとした発表がまだないため想定にはなってしまいますが、都民割と併用する場合は平日に10,000円程の宿泊予約をするのがお得になりそうです。
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