プライオリティ・パスを所有している場合、国際線のANA LOUNGEが無料で利用できたりと、空港にあるラウンジを利用できるサービスが大きなメリットです。
プライオリティ・パスの会員種別
プライオリティ・パスには3種類の会員種別があります。
クレジットカードのサービスとして付帯している場合以外にも個別に申し込むことができます。
会員種別によりラウンジの利用料金が異なりますので注意が必要です。
会員種別 | スタンダード | スタンダード・プラス | プレステージ |
ラウンジ利用料金 | US$32 | 月10回まで無料 その後US$32 | 全て無料 |
同伴者の料金 | US$32 | US$32 | US$32 |
年会費 | US$99 | US$229 | US$429 |
空港でのラウンジサービス
記事投稿時点では世界中148国、650以上の空港で1,300を超える空港ラウンジサービスを受けることができます。
関西国際空港でのサービス
新型コロナウイルスの流行前までは「プライオリティ・パス」を利用して大韓航空の「KALラウンジ」や「ぼてじゅう」を利用することができていました。
コロナ禍になってからは休業状態が続きお店がにぎわっていた通りはシャッターが閉まったままの状態が続いています。
現状
相変わらず閉まっているままだと思いながら近くを通りがかってみました。
張り紙を見てみると「長年のご愛顧ありがとうございました」の文字が目に入ってきました。
2022年3月31日(木)で営業を終了したとのことです。
確かこの辺りに「KALラウンジ」があったはずなのですが跡形もなくなっていました。
2021年4月30日で閉鎖したカードラウンジ「比叡」の場所も痕跡がわからなくなっています。
2021年5月1日からは第2ターミナルにオープンしたカフェラウンジ「NODOKA」を利用することができます。
関西国際空港第1ターミナルのリノベーション工事
関西国際空港では2025年の関西万博に合わせ当初の予定からは着工が遅れましたがリノベーション工事が行われています。
工事は4段階に分けられ2026年にすべての工事が完了します。
工事のスケジュール
関西万博の開催までには主要な工事が終わる見込みです。
2021年5月28日 | T1 リノベーション工事本格スタート |
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2022年秋頃 | 2F 新国内線エリア等運用開始 |
2023年冬頃 | 2F 国際線出発エリア中央等運用開始 |
2025年春頃 | 4F 新保安検査場および 3F 国際線ラウンジ運用開始 ※空港主要機能完成 |
2026年秋頃 | 2F 国際線出発エリア南北商業施設運用開始 |
コロナ禍で休業や閉店に追い込まれたお店もありますが工事の影響で一時休業しているお店もあります。
その他
2020年や2021年に比べると国際線の便数もかなり増えた印象です。
2022年10月26日 新国内線エリアオープン
第1段階の工事が終わり、新国内線エリアがリニューアルオープンしました。
「ぼてぢゅう」も利用できるようになっています。
3,400円(税込)ちょうどの持ち帰りメニュー「全国ご当地グルメセット」が登場しました。
参考
まとめ
現状、関空ではプライオリティ・パスのサービスが利用できないため、航空会社のラウンジもしくはカフェラウンジ「NODOKA」を利用する以外の選択肢はなさそうです。
「KALラウンジ」や「ぼてじゅう」で軽食を取ることができたため年に数回程度でしたが利用することもあり重宝していましたが残念です。
関西万博までには以前の状態に戻るのでしょうか。
関空はどうしてもアクセスの問題があるためIRの誘致が無いと持続的な維持は難しい気がします。
関空を利用される方は参考にしてください。
最後まで読んでいただき有り難うございます。
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