宮古島から「神様のいる島大神島」へ自転車を持っていく方法

2022年に引き続き2023年のゴールデンウイークも宮古島で過ごすことにしました。

1月にも宮古島には滞在していたのですがその際おすすめのスポットとして「大神島」のことを伺っていたので今回は行ったのことのなかった「大神島」へ行ってみることにしました。

自転車で宮古島を一周しました。宮古島にある4つの島(伊良部島、下地島、池間島、来間島)を除くと一周約100kmとのことですが、4つの島を含んで一周しています。写真や動画の撮影に時間を要したため2日間に分けて回っています。2日間の総走行距離は約200kmです。おすすめスポットや輪行時の注意点なども掲載しています。

宮古島の位置

沖縄本島(那覇市)の南西方およそ300km、石垣島の東北東およそ130kmの距離にあります。

大神島の位置

宮古島の北側にある島尻港から約4km、船で15分程の距離に位置します。

島尻港

島尻港までは路線バスも出ています。

船の便に合わせた時刻ではないため、バスの待ち時間が4～50分発生することもあります。

港への看板は少し奥まったところにあるため素通りしてしまうかもしれません。

港から大神島が見えることから近いことが窺えます。

事前に連絡し自転車を持ち込めるか確認しました。

往復680円で船に乗せられます。

特に輪行袋に入れる必要はないとのことで助かりました。
スタッフの方によっては養生を求められることもあります。

自衛隊の飛行機が墜落してからというもの、島のあちこちで救助、捜索活動が続けられています。

海上保安庁の方が来られ物々しい雰囲気になり水死体でも上がったのかと思いました。

大神島で病人の方が出たそうで搬送するために船が定期便の時間前にもう一往復することになりました。

自衛隊、海保、消防が居合わせたためまるで大きな事件でも起きたかのような出来事でした。

船の空いている場所に自転車を置きます。

波しぶきが気になるかと思いましたが自転車にかかるような波はありませんでした。

塩分が気になる方は中に入れさせてもらった方が良いと思います。

やはり宮古島の海の青さは格別です。
船の端に座ることができれば宮古ブルーを堪能できます。

船の空いている場所に自転車を置きます。

便数

2023年の5/3～5は1往復増便されていますが通常は4往復です。

便数	島尻発	大神発
1便	8:00	8:20
2便	10:20	10:45
3便	13:00	13:30
4便(GWのみ)	14:30	15:00
5便	16:10	16:30

お正月などはかなり長い列を作るということなので繁忙期は希望する便に乗れない可能性があります。
定員は25名か50名とのことです。

運賃

	片道	往復
大人	350円	670円
小人	180円	350円

小荷物運賃

シュノーケルセット、浮き輪、クーラーボックス、釣り用具などのレジャー用品は運賃とは別料金が設定されています。

	片道
10kg未満	70円
10kg～20kg未満	140円
20kg～30kg未満	200円

特殊手荷物運賃

今回持って行った自転車はこの表の運賃が対象でした。
往復で680円です。

	片道
自転車、ベビーカーなど	340円
原動機付自転車	700円
二輪自動車	830円

大神島

まずはぐるっと回ろうと思っていたのですが、一緒に乗っていた人に限定10食のタコ丼があるから食べた方が良いかもと教えてもらい「おぷゆう食堂」でまずはご飯を食べることにしました。

おぷゆう食堂

民宿もしているため宿泊も可能です。

アルコール類も用意されています。

サザエのつぼ焼き、品切れ中でしたがティナタという貝のメニューもありました。

1日限定10食のカーキダコ丼です。
この下に書いてある「遠見台」に上ってから食べようと思っていた方は売り切れで食べられなかったと言っていました。
8時の便で来ている人もいるため頻繁に訪れる予定の無い方は先に食べておいた方が良さそうです。

タコの燻製は歯ごたえがあるので年配の方は嚙み切るのが難しいかもしれません。
タコ丼の味は玉ねぎの甘みがかなり強く、甘い野菜炒めをご飯の上に乗せどんぶりにしていました。

絶品というよりは家庭の味に近いです。

宮古そばと同じ出汁なのかアーサのスープの方が美味しかったです。

訪れた時は1,200円でしたが以前は900円だったとか。
宿泊料金も2名で5,000円から6,000円に値上がりしているようです。

食堂の前には大神小学校・中学校の跡地があり、その間の坂を上ると島を一望できる遠見台があります。

遠見台

この坂を上っていきます。
傾斜はきついところで約20%です。

この先は道が細くすれ違いが厳しいため歩いて上ることにしました。

昔使われていた井戸でしょうか。

道は舗装されているため歩きやすいです。
百合の花がキレイでした。

この先さらに急な階段を上ります。

かなり急で息が切れます。

登りきると港などが見えます。
曇り空だったため晴れた日はもっときれいな海が見えるはずです。

階段を下りる途中にも木の間からきれいにな海が見えるスポットもあります。

階段の傾斜はかなり急でした。
下りの方がわかりやすいかもしれません。

帰りはもう一方のけもの道から下りることにしました。
けもの道とありましたが舗装と除草もされているので歩きやすい道です。

多目的広場前は階段になっており自転車は担いで下りました。

多目的広場

海岸を埋め立てて造られた多目的広場です。
この海岸で約600万年前のゾウの化石も発見されているとのことです。

芝生は手入れが行き届ています。

水道もあり砂も落とせます。

お手洗いもあります。

ノッチ

海岸沿いを歩くと波で浸食された波食窪(ノッチ)が多く見られます。

海岸沿い

端は行き止まりになっているため島を一周することはできません。

多目的広場と反対側に行くとこのような入り組んだところも見られます。

浜辺もあります。

その他

島で飼われている犬のようです。
あまり手入れされていないのか毛がぼさぼさのように見えました。

以前の料金です。

帰りは乗船人数も少なめで車椅子を置くスペースに何も荷物など置かれていなかったため自転車を置かせてもらいました。

前輪を外せば通路を塞がずに置けます。

自転車の装備品等

自転車本体

MERIDA REACTO 4000 2021年モデル

ホイール
フロント
シマノ(SHIMANO) ULTEGRホイール WH-R8170-C50-TL 11/12ｓ 12ｍｍEスルーチューブレスセンターロックディスク
リア
シマノ(SHIMANO) ULTEGRホイール WH-R8170-C50-TL 11/12ｓ 12ｍｍEスルーチューブレスセンターロックディスク
チューブレスレディ用シーラント
MAKUHAL

アクセサリー等

サイクルコンピューター
ガーミン(GARMIN) エッジ(Edge) 1030 plus
ライト
GARMIN(ガーミン) VARIA UT800 スマートヘッドライト
ボトル
ゼファール(Zefal) ドリンクボトル 800ml Sense Pro 80
CAMELBAK(キャメルバック) ポディウムアイス保冷効果4倍 620ml(21oz)
携帯ポンプ
LANDCAST 空気入れ 300psi ゲージ付き
 LANDCAST アシストチューブ 19cm
パンク修理
パナレーサーパンク修理タイヤレバー&パッチキット

輪行セット

輪行袋
オーストリッチ L-100 エアロ&ワイド輪行袋
エアロロード用の輪行袋です。
ハンドルは真っ直ぐのままベルトで固定するタイプです。
リア用エンド金具
OSTRICH(オーストリッチ) 12mmスルーアクスル用エンド金具リア用
ディスクブレーキを搭載したロードバイクのエンド金具です。
これがないと倒立させたときにリアディレイラーが地面と接触するため、必須の用具です。
フロント用エンド金具
OSTRICH(オーストリッチ) 12mmスルーアクスル用エンド金具フロント用
フロント用エンド金具はフロントフォークが袋の上に来ることとスルーアクスルをはめるため必須ではありません。
飛行機などで海外に行く際はあった方が良いとのコメントを見たので念のため購入しました。
フリーカバー
オーストリッチ(OSTRICH) 輪行アクセサリー [フリーカバー] 大サイズ
ディスクローターとスプロケットカセット用に3つ購入しました。
カバーがあるとグリスなどの汚れを防ぎ、緩衝材の役目も果たします。
チェーンハンガー
OSTRICH(オーストリッチ) 輪行アクセサリー [チェーンハンガー]
必須ではありませんがリアエンド金具で引っ張るのが苦手な方はチェーンハンガーの方が素早くチェーンを固定できます。
ダミーローター、パッドスペーサー
オーストリッチ(OSTRICH) ダミーローター 2個セット
ディスクブレーキ車はディスクローターが無い状態でブレーキを握ってしまうと油圧で閉じたままになりはめられなくなります。
完成車の購入時には付属していますが、ない場合は代用できる厚紙などが必須です。