内閣官房 新型コロナウイルス感染症対策推進室が実施している「新型コロナウイルス モニタリング検査」に協力しました。
モニタリング検査の目的
緊急事態宣言が解除された地域等での感染再拡大を早期に探知するよう、繁華街等において幅広くPCR検査を行って感染状況をモニタリングするとともに、そのデータを分析して感染拡大の予兆を早期に探知し、早期の対応につなげていくことと説明されています。
実施場所
無料で実施していたため情報を公開しても良いものだと思っていましたが、内閣官房のページを確認すると「風評被害や現場の混乱を避けるため、検査を行う団体や場所は非公表を原則」と記載がありました。
受付の人からはそのような説明はありませんでした。
具体的な場所については繁華街・歓楽街、大学、空港、駅等から、各自治体や有識者の意見を踏まえて決定しているとのことです。
モニタリング調査と行政検査との違い
「モニタリング検査」と「行政検査」との違いです。
モニタリング調査
無症状者に対する検査から得られたデータを活用して感染拡大の予兆を早期探知するための研究を行うものと説明されています。
行政検査
対して行政検査についてですが、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律 (平成十年法律第百十四号)に基づき、都道府県知事の権限で、感染者や感染疑いがある人に受けさせる検査を指します。
興味のある方は第十五条 (感染症の発生の状況、動向及び原因の調査)をご覧ください。
検査まで
受付でアプリのインストールの説明を受け、唾液が採取できるキットを受け取ります。
受付の説明は15分程でした。
郵便局への持ち込みは16時までです。
持ち込むことができるのは受付した日と翌日だけです。
キットには着払い伝票、パウチ、採取キット、ボックス、シールが入っています。
アプリを操作しながら検査を進めます。
アプリの説明で一応検査もできますが、同梱の説明書も一応読んでおいた方が良いと思います。
注意事項など詳細に書かれています。
アプリを見ながら進めると大体30分以内に発送準備まで終えられると思います。
初めに説明書を読んでおくともっと早く終わります。
検査前1時間は飲み物を飲んだり歯磨きができません。
検査が終わると「検査結果はありません。」から「結果待ち 通常数日後に通知」に変わります。
QRコードのシールは貼る前に読み取りましょう。
採取キットは青いパウチに入れた後、下のバリアパウチに入れます。
このパウチはシールで封ができるようになっており、取り出すときは下の方をハサミで切る仕組みです。
更にバリアボックスと呼ばれる返送用の箱に入れ着払い伝票を裏面に貼ります。
3重包装とかなりしっかりしています。
モニタリング検査 実施状況
配布数より検査数の方が多い謎の週があります。
後で訂正されるかもしれません。
それにしても配布数より検査数が少ないです。
無料だともらえるだけもらって面倒になるのでしょうか。
人口の多い東京の実施数が大阪より少ないのは意外です。
参考
まとめ
約23,465件検査して陽性者は17人と非常に少ないです。
このモニタリング検査は人の多い場所で行われていながらこの陽性者数の少なさは何を意味するのでしょうか。
大阪が緊急事態宣言の要請をすることを決定し、そのあとすぐに東京も要請を決定しました。
新型コロナウイルスの感染は確実に拡大しています。
お昼ご飯なども一人で静かに食べられる場所がおすすめです。
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