購入してから一か月ほど経過し以前から輪行であちこち行きたいと思っていたので、少し長めの休暇を利用し思い切って沖縄に行ってきました。
輪行で用意したもの
自分の自転車で沖縄に行くには船を利用するか飛行機を利用するかしかないため、今回は飛行機を利用しました。
飛行機に乗せるにはそのままでは積み込んでもらえないため、輪行袋などを用意しています。
輪行のルールは利用する交通機関の指示に従ってください。
輪行セット
- 輪行袋
オーストリッチ L-100 エアロ&ワイド 輪行袋
エアロロード用の輪行袋です。
ハンドルは真っ直ぐのままベルトで固定するタイプです。 - リア用エンド金具
OSTRICH(オーストリッチ) 12mmスルーアクスル用エンド金具 リア用
ディスクブレーキを搭載したロードバイクのエンド金具です。
これがないと倒立させたときにリアディレイラーが地面と接触するため、必須の用具です。 - フロント用エンド金具
OSTRICH(オーストリッチ) 12mmスルーアクスル用エンド金具 フロント用
フロント用エンド金具はフロントフォークが袋の上に来ることとスルーアクスルをはめるため必須ではありません。
飛行機などで海外に行く際はあった方が良いとのコメントを見たので念のため購入しました。 - フリーカバー
オーストリッチ(OSTRICH) 輪行アクセサリー [フリーカバー] 大サイズ
ディスクローターとスプロケットカセット用に3つ購入しました。
カバーがあるとグリスなどの汚れを防ぎ、緩衝材の役目も果たします。
あると便利なもの
- ダミーローター、スペーサー
ブレーキキャリパーにダミーローターを取り付けるか何かを挟んでおかないと、何らかの衝撃でブレーキがかかった場合ブレーキキャリパーを手では戻せなくなります。
無ければ厚紙などで代用も可能です。 - チェーンハンガー
後輪を外した後逆さまにするとチェーンが弛んでしまうためチェーンハンガーがあるとテンションを掛けられ脱落やフレームへの干渉を防げます。
無くてもリア用エンド金具を利用し引っ張ることができます。 - フレームカバー
スプロケットカセットがフレーム内に向くため衝撃でフレームに当たる可能性があります。
またフレームを挟んでいるタイヤはフレームに接触するため、気になる場合はフレームカバーがあると安心です。
用意できない場合はエアパッキン(気泡緩衝材)でも代用できます。 - エアパッキン(気泡緩衝材、プチプチ)
軽量で持っていると何かと重宝します。 - 養生テープ
エアパッキンを止めたり、軽い補修にも使えます。 - ゴム手袋
分解したり組み立てたりしているといつの間にか手が汚れてしまいます。
手に付着したオイル汚れは簡単に落ちないため使い捨てのゴム手袋だと気にせず作業ができます。
走行用に用意したもの
- ボトルケージ
UNICO(ユニコ) BIKE’N ROLL(バイクンロール)
44gと軽量で輪行袋とボトルをセットしたかったため2つ購入しました。
カーボン製のさらに軽量なものもあります。 - グローブ
シマノ(SHIMANO) エアウェイ グローブ 春夏用ウェア
路面から手に伝わる突き上げるような衝撃がかなり緩和されます。
日焼け防止の効果はないためロゴが縫い付けてあるロゴの場所等は厚みが違い変な焼け方をします。 - コンプレッションウェア
サイクルジャージも持っていきましたが、日焼けをしたくなかったためコンプレッションウェアを夜以外は着るようにしていました。 - 日焼け止め
マリンスポーツや屋外で長時間トレーニングをする水泳選手にも定評のあるアネッサがおすすめです。
日焼けをするのとしないのとでは疲労感が全然違います。
将来的なシミの予防にも役立ちます。 - サイクルキャップ
- フェイスマスク
首や耳もカバーでき接触冷感素材で作られています。
こちらも日焼け対策用です。
手荷物の委託
空港で輪行袋に入れた自転車を預けます。
袋の中にヘルメットやシューズも入れたため重量は9.2~9.3kg程でした。
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沖縄に到着
1日目
沖縄に到着してからは自転車を組み上げ試走も兼ね交際通りまで走ってきました。
9月の週末で緊急事態宣言中だったこともあり、シャッターが閉まっているお店も多くありました。
のれん街などのお酒を提供しているお店に客が集中しかなり賑わっていました。
2日目
宿泊先から近い場所に波の上ビーチ、波上宮があったため行ってきました。
波上宮は2年前に初詣で行ったっきりで久しぶりでした。
那覇の中心部からも近くきれいな海が気軽に見られるスポットです。
しばらく行っていなかったので知りませんでしたがロープが張られ立ち入りが制限されていました。
厳かさを感じられる波上宮です。
走行時の異音が少し気になり沖縄輪業さんに見てもらいました。
訪れたときは気付きませんでしたが、2軒隣に無料でPCR検査を受けられる店舗があります。
お店の方は親切で丁寧に色々教えてくださりました。
58号線を20km程北上すると北谷に着きます。
なぜかわらび餅のお店が人気でした。
どこかのテーマパークのようにアメリカを思わせる雰囲気です。
日の入りの瞬間に立ち会うことができました。
日中の海沿いです。
上の写真から2時間後には夕陽を見るために多くの人であふれ返ります。
絵になるスポットも多くあります。
街の灯りが点灯する夜も素敵な雰囲気になります。
3日目
日中走るのが暑かったので涼しくなった夕方から与那原に出かけました。
那覇中心部から約10kmです。
ずっと工事をしていたかねひでがよなばる市場になっていました。
独立していたドコモショップは一緒の並びになり焼肉屋さんや百円ショップもできていました。
ここのドコモショップは運営会社が金秀グループです。
すぐ近くの東浜(あがりはま)にあるマリンプラザあがり浜にも寄ってきました。
満月に近い丸い月と潮の香、虫の音を聞きながら秋の訪れを感じていました。
4日目
3日目とは異なるルートで北谷まで向かうことにしました。
海沿いに新しくかかった橋を渡るルートです。
道が広く走りやすい道路です。
現地で知り合った子とゆったりサイクリングを楽しみ再び北谷まで来ました。
下まで降りると海の側まで行けます。
浜辺は砂ではなくサンゴでした。
海がきれいな理由がわかり、さすが沖縄だと思っていたところこのサンゴはどこからか持ってきたものだとか。
お昼ご飯も兼ねて近くのカフェのようなこ洒落たお店に入りました。
レンタルできる自転車もあります。
2つ重ねた変わった自転車も乗せてもらいました。
漕いでいる間は大丈夫ですが、乗り降りに苦労します。
北谷と聞いてイメージする街並みは美原にあり更に北上し砂辺に行くことになりました。
信号もなくひたすら海沿いを走ることができます。
ダイビングやシュノーケリングをしている人もいます。
この辺りは米軍関係の人が多く住んでいます。
5日目
5日目は南部を一周しようと思い先におもろまちで用事を済ませました。
ゆいレールだと全然気づかなかったのですがおもろまちに行くにはかなり急な坂を上らないといけないことがわかりました。
沖縄県立博物館・美術館です。
要塞のような雰囲気が独特でした。
走ることで一生懸命だったので途中写真を撮りませんでしたがおもろまちから糸満の具志川城跡まで約20kmの道のりを走りました。
12世紀後半から15世紀後半まで使われていたとのことです。
当時のままの石垣が残されています。
石垣の間から崖の方に道が作られています。
辺り一面海です。
崖のぎりぎりまで行くことができます。
お城好きの方にとっても素敵な場所だと思います。
自然を感じられる素晴らしい場所です。
崖の方から石垣を撮った写真です。
東尋坊ほどではありませんが結構険しい崖もあります。
ここまでは自転車を押して来られない程足場が悪いため自転車を担ぎました。
一通り具志川城跡を見たので喜屋武岬へ向かいました。
具志川城跡からは1km程の距離で歩いても行けます。
喜屋武岬に到着しました。
本島最南端は喜屋武岬ではなく奥に見える荒崎が最南端です。
「いのちをたいせつに」とありますが、飛び込む人が多いのでしょうか。
戦場だったこの地の遺骨が納められている慰霊塔だそうです。
喜屋武岬から4km程離れたひめゆりの塔に向かいます。
正面に見える大きな石碑は納骨堂で右の方にあるひめゆりの塔と書かれた石碑がひめゆりの塔です。
大度浜海岸(ジョン万ビーチ)です。
ウミガメも産卵しに来るそうです。
平和記念公園に着く頃には19時近くになっていました。
お城のような資料館です。
海沿いを走りながら南城市を通りサンエー板良敷店に行きました。
以外にも沖縄は夏場でもカイロが売れるそうです。
季節商品のため生産数が少ない夏場は入荷が難しく注文できる商品も限られてしまいます。
6日目以降
6日目以降の後編はこちらに掲載しています。
参考
ロードバイク関連
まとめ
輪行は初めてだったためタイヤを外すだけでも四苦八苦しました。
固く締めすぎているのか手では回せなかったり、後輪の取り付けに時間がかかったりと当日いきなりではなく前もって試してよかったと思いました。
自転車があることで行きたい時間にあちこち回れるので行動範囲が随分変わります。
レンタカーで良いのではとお思いかもしれませんが自分の足で遠くまで行きキレイな景色を眺められるのは格別です。
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