12月10日の記事で2021年度JALのステイタス獲得基準についてお伝えしましたが、ANAも12月16日に新しい基準を発表するようです。
搭乗減ってもプレミアム会員 QR決済やウェブ店利用を考慮
全日本空輸(ANA)は10日、原則として搭乗回数・距離に応じて決まる「プレミアム会員」の昇格基準として来年1月から独自のQR決済・ウェブ店舗や提携クレジットカードの利用頻度・額などを考慮すると明らかにした。新型コロナウイルスの影響で旅客便が大幅に減っているため、航空以外のサービスで利便性を高める。
時事通信社
新たに信販提携のANAカードやQRコード決済「ANA Pay」、生活雑貨などをウェブ上で扱う「A―style」の利用件数・金額などを考慮する一方、搭乗に応じた基準点を下げる。1年間の実績を踏まえ翌年度に昇格する仕組み。詳細を16日に発表する。
想定される基準
ANAカード300万の決済でブロンズステイタスの体験や400万円(500万円から変更されました)の決済で家族にダイヤモンドステイタスをプレゼントできるキャンペーンが現在実施されています。
ステイタスの価値をキャンペーンから逆算すると、1PPあたり4~50円から200円になります。
現実的な基準であれば1PPあたり100円程でしょうか。
高い決済額でステイタスを維持したとしても、搭乗機会がないのではステイタスの特典を生かす場所がないように思えます。
ANA Payのインストール
ANA Payを使用するには個別のアプリではなくANAマイレージクラブアプリを利用します。
Ver.2.0.0以上が要件です。
メニュー→右下のタイルから「ANA Pay」を起動します。
「はじめる」を押下して進みます。
利用規約は最後までスクロールしないと先に進めません。
かなり長いです。
- 電話番号
- メールアドレス
- パスワード
- 通知
これら4項目を全て入力をしないと進めません。
電話番号の入力でSMS認証、メールアドレスでもう一段階の認証があります。
利用開始を押すと完了です。
まとめ
搭乗機会が減る以上その穴を普段の決済で埋めることができるのは助かりますが、快適なフライトのためにステイタスを維持する人にとっては、お金でステイタスを買って維持するのは本末転倒に思えます。
ANAの経営状況を鑑みると背に腹は代えられない状況だとは思います。
JALの場合カード更新時のポイントを考慮するとほぼFOP2倍になります。
16日の発表まで想定でしか語ることはできませんが、JALのようにメリットを享受しやすい新しい基準の発表を期待したいと思います。
最後まで読んでいただき有り難うございます。
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