先日の記事で主要なオンライン旅行会社がGo To トラベルの上限を設けたことをお伝えしましたが、更にReluxが10月11日(日) に販売中止、JR東海ツアーズもエリアによっては受付を終了しています。
Relux
変更内容
- 販売終了
JR東海ツアーズ
JR東海ツアーズは受け付けを終了したエリアがあります。
変更内容
- 近畿:滋賀、京都、兵庫、奈良、和歌山が受け付けを終了(大阪は受付中)
- 四国:香川、徳島、愛媛、高知が受け付けを終了
赤羽大臣の会見
10月9日(金)の会見の要点をまとめました。
- 政府与党連絡会議で公明党山口代表の元に地域からGo To トラベル事業をなるべく長く継続してほしいと要望があった
- 山口代表が(予約が殺到し、予約が取れないため)平日に利用を分散できるよう検討を求める
- 赤羽大臣もその場に同席し同様の考え
- 来年の1月31日はあくまで目安で事業終了を指すものではない
予算の執行状況によるが長く続けたい - 観光需要の平準化のため関係省庁と取り組みを行っている
- 平日の利用分散は旅行会社と協議に入った
- 全日空の給与削減を受け、格安航空会社、各航空会社の厳しい状況は把握している
- 様々な支援策を実施してきたが、更に必要であれば各社の意見を聞きながら対応する
- Go To トラベルの利用状況は前月末までの分を翌月15日過ぎに発表
- 現時点で分かっているのは8月末の状況
(9月末までの状況は10月15日過ぎに発表) - 定額ではなく定率のため、高額なプランの方が割引金額が大きい
- ヒアリングをしたところ報道とは違い富裕層ばかり利用しているわけではない
- 地方の偏在に関しては公平性を担保したい
- 9月15日の速報値で1人当たりの利用額は1万2千円
- 偏りはなく幅広く利用されている
- 元気な高齢者に関してはこれまでのように平日に旅行を堪能してもらいたい
- 旅行商品に関しては国から推薦していくものではない
- 平日の需要平準化に関しては休暇を取得しやすいようにしたり、旅行商品の開発等官民で協力していく
まとめ
各社の発表を見ると、与えられている予算の枠を使い切ったとの見方が正しそうです。
赤羽大臣の会見内容は報道とは少し違った印象を受けます。
今回で終了ではないということなので焦らず次回の枠が各社に割り振られるのを待つのが良いと思います。
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