全期間が終了し保定力が強めのマウスピースを装着するようになってからの状態とマウスピース矯正のメリット、デメリットについて個人的な感想を綴っています。
マウスピースの装着期間
当初10セットを契約しましたが、10セット終了後でもまだ自分の思っていた歯並びと実際との歯並びとの乖離があったため相談したところ3セット延長してもらえることになりました。
3セットの延長とIPRは無料でして頂きました。
この辺の取り扱いはクリニックによって変わると思いますので、通院しているクリニックに確認してみてください。
全装着期間
矯正用のマウスピースを装着した期間は13セットで434日でした。
全期間で約14ヶ月半になります。
クリニックの予約が埋まっていたり自分の都合できっちり装着してから2週間後や3週間後に行けるわけではないため、実際には予定より長めになります。
リテーナー装着後
最後のマウスピース(3セット延長したので13セット目)が終了した後、2~3年はリテーナー(保定力が強い固定用のマウスピース)を装着する必要があります。
リテーナーを装着して半年経過後は無料で検診をしてもらうことができます。
その後は1回あたり5,000円の有料検診になります。
半年経過後の様子
予定が合わなかったため7ヶ月経過後に検診を受けてきました。
実は後戻りしてしまいました。
リテーナーを装着するようになったことで安心し、食事の時間が無くなったり外している時間が長くなることが多くなっていたのが原因です。
動画では分かりづらいかもしれませんが下の左側の前歯が少し内側に入り顎の骨も動いています。
リテーナーを装着してからも1年くらいは骨がしっかり固定されていないため簡単に後戻りしてしまいます。
きちんと説明は受けるはずなのでしっかり装着時間を守ってください。
リテーナーと矯正時のマウスピースとの違いはこちらからご確認ください。
キレイライン矯正のメリット、デメリット
マウスピース矯正のメリット、デメリットを記載しています。
メリット
- 矯正期間が短い
元の歯並びによりますが半年から1年くらいとワイヤーを使った矯正に比べ短期間で矯正が終了します。
ワイヤー矯正は数年かかります。 - 費用が安価
ワイヤー矯正は100万円以上かかることもざらにあります。
セットの数によりますが数万円から35万円程度で終了します。 - 目立たない
透明のマウスピースはあまり目立たないため指摘されることはありませんでした。
コロナ禍でマスクを着けている人がほとんどです」ので今の時期がワイヤーでもマウスピースでも矯正をするには良い時期だと思います。 - ある程度見た目が改善する
下のデメリットでも記載していますが歯の移動量に限界はあるものの歯並びはよくなります。
デメリット
- 滑舌が悪くなる
馴染むまでは酔っぱらって舌が回らない舌足らずのような喋りにくい状態になります。 - マウスピースを装着したまま食事ができない
- 紛失する恐れ
ペーパータオルや紙ナフキンにくるんで置いていると何度かごみと一緒に捨ててしまったことがありました。 - 痛みが出る
新しいマウスピースを装着すると数日から1週間程度軽い痛みが続く場合があります。
その影響か頭痛もたまにありました。
ただワイヤー矯正の方が痛いと聞きます。 - 歯に隙間が生じる
歯を移動させることによりブラックトライアングルが発生する場合があります。
前歯にブラックトライアングルができると発音に支障が出るかもしれません。 - マウスピースのクリーニングが必要
専用の洗浄剤を購入するとランニングコストが発生ます。
洗浄剤だけでは完全には綺麗にならないため歯ブラシ等を使用し物理的に歯垢を除去する必要があります。
マウスピースにも歯石が付着すると歯ブラシでは落としきれなくなります。
うまく削ぎ落すなどメンテナンスが必要です。 - マウスピース矯正は審美的要素が強い
ここは一番強調したい点ですがワイヤーを使った矯正に比べると審美的(見た目)要素を重視している点は否めないことです。
ワイヤー矯正は3次元で嚙み合わせや骨格もきちんと考慮し将来への影響も計算した上で歯の移動をしますが、マウスピースの場合は2次元の移動に限られ、嚙み合わせや骨格への考慮も限定的です。
歯の根元を動かすことができないため歯の先端は揃っていても根元には段差が残ります。
初日
今日からキレイラインのマウスピースを装着。
— 中部方面隊 第3師団 予備自衛官 三曹 (@hirozaemon) September 24, 2019
10回で35万円。
増税前に契約。
一回目の診察は1時間程要したが、本日の受け取りと講習は10分程度で終了。
上は6本、下は前歯が先天的に2本欠損しているため4本の矯正。#キレイライン矯正#キレイライン#大阪プラス歯科 pic.twitter.com/DFahC37Mnl
その他
使用しているホワイトニング剤
コーヒーなどの着色も無くなり、歯が白くなるので定期的に使用しています。
歯磨きでは落とせない、歯の裏の見えないところの着色も無くなります。
超音波洗浄器
マウスピースを洗浄するときに使用している超音波洗浄器はCD-7920という機種です。
Amazonで購入しました。
容量は850mlなので、小型のアクセサリー以外にも眼鏡や時計、ある程度の大きさのものを色々洗浄できます。
大は小を兼ねると言いますが、超音波洗浄器は大きなものの方が使い勝手が良いです。
参考
まとめ
結果としては大きな不満はないものの時間と費用に問題なければワイヤー矯正をお勧めしたいです。
マウスピースである程度見た目は改善しますが将来的な影響がわからないことと歯科医が矯正をする場合マウスピースで矯正をするのかワイヤーで矯正をするのかを考えると答えが出しやすいかもしれません。
眼科医がレーシック手術を受けない傾向と似ている気がします。
またある程度見た目が改善するともっと良くしたいと思ってしまうので完璧にきれいにしたい場合は最初からワイヤー矯正をすることが理想です。
以上、司会や他の人の感想、体験談と比較しながら総合的にどちらが自分に合っているか判断してください。
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